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年末年始(12/30 ~ 1/4)、慶應義塾の休日(1/10)

インタビュー|関口 耕史(後期研修)

専門分野:神経内科・神経免疫
神経内科を選んだ理由は?

もともとは医学部2年生の時に学んだ神経解剖に興味を持ち、漠然と脳や神経への興味がありました。医学部生時代は興味の幅は広く、初期研修先として選んだ病院も総合内科が教育に力を入れており、総合内科になるつもりでした。しかし、神経内科をローテートした時に、疾患の幅広さとロジカルに考える診断学に惹かれ、いつしか神経内科ができる総合内科を目指していました。今では総合内科へ転科する予定はありませんが、Generalに見られる神経内科医になりたいと思っています。

これまでのキャリアと、今後の夢・医師像は?

初期研修病院としては千葉県にある総合病院の内科プログラムで各科ローテーションしました。その後、Cプログラムで慶應義塾大学医学部神経内科に入局を決めました。医師3年目は埼玉県の慶應の関連病院で内科ローテーションを行いました。病棟だけでなく外来も持たせてもらい、自分が主治医となって診断や治療方針を主体となって決めていくのは非常に大変でしたが勉強になりました。相談できる指導医も皆さん丁寧に指導頂き内科の基礎を教えていただきました。医師4年目は神奈川県病院で神経内科として1年間研修しました。神経内科のcommon diseaseから診断に苦慮する難病の方まで多岐に渡る経験をさせていただきました。脳外科との垣根も低く、脳血管アンギオや血栓回収、頸動脈ステント留置まで教えていただき解剖への理解も深まりました。慶應は関連病院が多く研修が充実しているのが特徴と感じました。5年目からは大学に帰室し、主に病棟で入院管理や他科コンサルト、上級医の外来をべシュライバーとして参加しております。内科専門医の制度が変更となりましたが、4年目までで十分足りるほど症例数には困りませんでした。
研究チームとしては脱髄チームに所属しており、多発性硬化症や視神経脊髄炎などの難病の治療に寄与できる研究に携われたらと考えております。医師6年目から大学院へ進学した同期がおりますが、僕は研究テーマを模索したり、病棟業務とのバランスを考えて7年目以降の進学を考えております。脱髄チームに所属してはおりますが、他領域の研究チームの先生方からも指導頂き幅広く研究の手法を学ぶこともできます。
将来的には神経内科の脱髄疾患を専門としながらも神経内科領域をGeneralに診ることのできる医師になりたいと思っております。

入局をお考えの先生方へ一言

最近は若手の入局者も増えております。多種多様な研究テーマをもった先生方が多く、教育的で医局の雰囲気としても明るく和やかです。神経内科へ進むことをお考えの先生方には幅広くお勧めできる医局と思います。是非見学にいらしてください。

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